モバイルサイトにてモバイルコンテンツ 配信開始!
モバイルサイト「フジテレビコンテンツストア」、「フジテレビ forスゴ得」にて、
本日よりモバイルコンテンツの配信を開始いたしました!

【フジテレビコンテンツストア】
会員限定プレゼントキャンペーン実施中!
10/10(金)17:00~10/31(金)23:59まで
秒速5センチメートル Tシャツ(L) : ①名様
【フジテレビ forスゴ得】
映画オリジナル壁紙配信中!
映画とともに、ぜひお楽しみください。
詳しくは各サイトをご覧ください。※スマートフォンのみ対応
秒速5センチメートル 感想投稿キャンペーン
『秒速5センチメートル』の公開を記念して、
公式SNSにて、感想投稿キャンペーンを開催!
本作ご鑑賞後のお気持ちや、あなたにとっての忘れられない名シーンなどなど、
ぜひお聞かせください!
投稿してくださった方の中から抽選で豪華賞品をプレゼント!
ご参加お待ちしています!
【応募期間】
10月10日(金)~11月10日(月)
【応募方法】
「#秒速5センチメートル」「#感想投稿キャンペーン」をつけて、
あなたにとっての、鑑賞後のお気持ちをぜひお聞かせください!
※まだご覧になっていない方のために、ネタバレにご配慮いただきつつ投稿をお願いいたします。
【プレゼント賞品】
- ヨーグルッペ ステッカー
10名様 -
- Tシャツ
6名様
※M・L 3着ずつ。サイズはお選びいただけません。 -
- オリジナル卓上カレンダー
10名様 -
-
種子島いわさきホテルのペア宿泊券および
鹿児島市~種子島の高速船「トッピー」のチケット
2名様
「種子島いわさきホテル」:宇宙センターすぐ近く、サーフトリップにも快適な絶景オーシャンビューリゾート
「トッピー&ロケット」:高速船で海を走る、時速80kmの旅 -
【応募要項】
応募規約
- 映画『秒速5センチメートル』「#感想投稿キャンペーン」(以下、「本キャンペーン」といいます。)は、東宝株式会社(以下、「当社」といいます。)が主催いたします。
- 応募には、X(旧Twitter)、Instagram、アカウントが必要です。
- 本キャンペーンは、X(旧Twitter)、Instagramのいずれかよりご応募いただけます。X(旧Twitter)での投稿は、映画『秒速5センチメートル』X(旧Twitter)公式アカウント(https://x.com/5cm_movie_2025)、Instagramでの投稿は、映画『秒速5センチメートル』Instagram公式アカウント(https://www.instagram.com/5cm_movie_2025/)をフォローしてから行ってください。また、必ずそれぞれのアカウントを「公開」設定にした上で投稿してください。
- Instagramフィードはご利用いただけますが、Instagramストーリーズはご利用いただけません。
- お一人の方が複数のアカウントからご応募された場合、すべての応募を無効とさせていただく場合がございます。
- 同じアカウントであればお一人の方が何回でもご応募(投稿)いただけますが、当選は、お一人につき一回とさせていただきます。
- SNSアカウントを非公開設定にされている場合、または指定のハッシュタグ【#秒速5センチメートル】【#感想投稿キャンペーン】がない場合は、抽選対象外とさせていただきます。
- 本キャンペーン、その内容、期間、賞品等は、諸般の事情により予告なく中止または変更される場合がございます。本キャンペーンの中止、または変更により生じるいかなる損害についても、当社が責任を負うものではございません。
- 投稿は、個人が特定されるような内容にならないようご注意ください。投稿に起因して何らかの問題が発生した場合は、投稿された方に一切の責任を負っていただきます。
- 特定の個人や団体の誹謗中傷、営業妨害、イメージを著しく混乱させるようなもの、第三者に損害が生じるおそれのあるもの等、公序良俗に反する投稿は、ご遠慮ください。投稿に関連して第三者と紛争が生じた際は、投稿者ご自身の責任によって解決していただきます。
- 運営上、投稿内容が適切でないと当社が判断した場合には、削除要請、または不適切な行為としてX(旧Twitter)社、Meta社に報告させていただく可能性がございます。
- 本キャンペーンのために投稿された内容は、映画『秒速5センチメートル』の公式サイト、公式SNSまたは告知媒体(雑誌・新聞・TV・WEBサイト)への掲載等、映画『秒速5センチメートル』のプロモーションのために使用する場合がございます。あらかじめご了承ください。使用方法やデザインに関しては、当社および当社の業務委託先に一任するものとさせていただきます。なお、使用に関するお問い合わせにはお答えいたしかねます。
- 当選者には『秒速5センチメートル』X(旧Twitter)公式アカウント(https://x.com/5cm_movie_2025)、映画『秒速5センチメートル』Instagram公式アカウント(https://www.instagram.com/5cm_movie_2025/)から、当選をお知らせするダイレクトメッセージを送信させていただきます。ダイレクトメッセージを受け取れるよう設定をお願いします。
- 賞品をお受け取りいただくに当たっては、当選をお知らせするダイレクトメッセージ内の当選者情報入力フォームのURLにアクセスし、メールアドレス、氏名、電話番号等、必要な情報をご入力ください。
- 当選者ご本人と連絡がつかない場合、当社の指定する方法により賞品受領の意思が確認できない場合、指定された期日までに必要な情報を登録していただけない場合等には、当選をご辞退されたものとみなします。
- 当社の判断で応募に関して不正があったと認められた場合には、当選を無効とさせていただきます。
- 賞品の発送先は日本国内に限らせていただきます。
- 当選の権利はご当選者ご本人限りのものとし、換金、他人への譲渡、インターネットオークション等への出品行為は禁止いたします。また、他の賞品への変更等のご依頼もお受けいたしかねます。
- 応募数、当選情報等、本キャンペーンの結果に関するお問い合わせにはお答えいたしかねます。あらかじめご了承ください。
- いかなる場合であっても報酬その他名称の如何を問わず、投稿および権利譲渡の対価は一切発生いたしません。
本キャペーンにおける個人情報取り扱いについて
- 当選者からお預かりした個人情報の管理については、当社(東宝株式会社)が責任をもって対応するものとし、個人情報の保護に関する法律ならびにこれに関連する法令およびガイドライン等を遵守し、細心の注意を払って取り扱います。また、ここに記載のない事項につきましては、当社が制定する「個人情報保護ポリシー」(https://www.toho.co.jp/company/privacy-policy)の規定に従うものとします。
- 当選者からお預かりした個人情報は、本キャンペーンの当選のご案内、ご本人様確認、賞品発送の目的以外に利用することはございません。キャンペーン終了後に適切な方法により消去し、または情報が記録された媒体を安全な方法で廃棄します。
- 当社は、法令により認められた場合を除き、ご本人の同意を得ることなく、第三者に個人情報を提供しません。
免責事項
- 当社は、理由の如何を問わず(当社の故意または重過失による場合を除きます)、応募または投稿内容の当社による利用にあたって投稿者に生じた損害について一切責任を負わないものとします。
- 本キャンペーンはX(旧Twitter)、Instagram、が提供するサービスを利用しております。そのため当社に起因しない事由によって障害やエラーが発生する可能性がございますが、それによって生じるいかなる損害についても、当社は一切責任を負いません。
- X(旧Twitter)のご利用にあたっては、Xサービス利用規約をご確認ください。
- Instagramのご利用にあたっては、Instagram利用規約をご確認ください。
- 当社とX(旧Twitter)、 X社、Instagram、Meta社との間に、本キャンペーン実施に関して提携関係、代理関係、雇用関係、合弁関係その他の契約関係はございません。
- 当社は、本キャンペーンの内容を、予告なく変更する場合がございます。
- X(旧Twitter)は米国およびその他の国における X Corp.の商標または登録商標です。
- Instagramは米国およびその他の国におけるMeta Platforms, Inc.の商標または登録商標です。
『秒速5センチメートル』公開まであと3日!
「One more time, One more chance」スペシャルリリックビデオ解禁!
この度、本作の劇中歌、山崎まさよしの「One more time, One more chance 〜劇場用実写映画『秒速5センチメートル』Remaster〜」を使用した、スペシャルリリックビデオが解禁となりました!
「いつでも捜している」明里の姿を追いかけて駆け出す貴樹の、切なる想いが溢れるエモーショナルな動画となっています。
公開まであと3日!ぜひ劇場でお楽しみください。
「SILK CHOCO」タイアップキャンペーン開催!
映画の公開を記念して、まるでシルクのような魅惑の口溶けが味わえる「SILK CHOCO」(メーカー:横井チョコレート)とのタイアップキャンペーンを開催。

横井チョコレートの公式Instagramをフォローして、キャンペーンの投稿を「いいね」すると、抽選で合計30名さまに映画グッズやシルクチョコの詰め合わせセットをプレゼント。
- 【賞品】
- A賞:10名様
映画オリジナル卓上カレンダー+シルクチョコ詰め合わせ
B賞:20名様
シルクチョコ詰め合わせ - 【応募期間】
- 2025/10/3(金)〜10/31(金)
詳しくは特設LPをご確認ください。
https://www.silkchoco-campaign5cm.jp
オフィシャルグッズ一部販売開始!
本日より、フジテレビショップ各店舗にてオフィシャルグッズ(一部)の販売を開始いたしました!

<オフィシャルグッズ>
- クリアファイル 440円
- ポストカードセット 660円
- Tシャツ(M/L/XL) 4,840円
- トートバッグ 3,300円
※税込み価格です。
≪店舗情報≫
※営業日はHPをご確認ください。
『秒速5センチメートル』いよいよ来週公開!
スペシャルメイキングムービーが解禁!
この度、主演・松村北斗、ヒロイン・高畑充希、監督・奥山由之、原作・新海誠のコメント入り!
スペシャルメイキングムービーが解禁となりました!
新海誠監督の原作アニメーション『秒速5センチメートル』と、奥山由之監督の実写映画『秒速5センチメートル』が交互に映し出されるところから始まる、スペシャルメイキングムービーとなっています。
映画はまもなく公開!ぜひお楽しみに!
初日舞台挨拶&全国同時生中継 開催決定!
映画『秒速5センチメートル』初日舞台挨拶&全国同時生中継を下記日程にて開催します。
皆様のご応募をお待ちしております!
- 日時
- 10月10日(金)16:10の回 上映終了後
- 場所
- TOHOシネマズ 日比谷
- 登壇者
-
松村北斗、高畑充希、
森七菜、青木柚、木竜麻生、上田悠斗、白山乃愛、
宮﨑あおい、奥山由之監督(以上予定)
※登壇者の予定は変更になることもございますので、予めご了承ください。 - 販売方法
-
チケットぴあでの抽選販売
※チケットのお申し込みはお一人様2枚までとさせていただきます。
※不正転売禁止法違反に該当しますので、転売目的でのご購入は固くお断りいたします。
※他人名義でのお申し込みはご遠慮ください。 - 申込受付期間
- 10月1日(水)18:00 ~ 10月6日(月)11:00
- 抽選結果発表
- 10月6日(月)20:00
さらに、全国同時生中継も開催。
TOHOシネマズ 日比谷で行われる16:10の回 上映終了後の舞台挨拶の模様を全国の劇場で生中継いたします。
オフィシャルグッズ情報解禁!
本日、『秒速5センチメートル』オフィシャルグッズ情報が解禁となりました!
10月3日(金)よりフジテレビショップにて、10月10日(金)より全国の上映劇場(一部劇場・商品を除く)にてグッズの販売が始まります。
皆様、発売日までぜひ楽しみにお待ちください!


<オフィシャルグッズ>
- クリアファイル 440円
- ポストカードセット 660円
- Tシャツ(M/L/XL) 4,840円
- トートバッグ 3,300円
- ノート 880円
- ミニタオル 880円
- 【劇場限定商品】本編風景フィルム 990円
※税込み価格です。
≪店舗情報≫
- 全国の上映劇場(10/10より一部劇場・商品を除く)※詳細は各劇場へお問い合わせください。
- ●フジテレビe!ショップ(10/3より)
- ●フジテレビショップ「フジさん」台場店(10/3より)
- ●フジテレビショップ「フジさん」東京駅店(10/3より)
- ●フジテレビショップ「フジさん」レイクタウン店(10/3より)
- ●テレビ局公式ショップ ~ツリービレッジ~(10/3より)
- ●東宝オンラインストア(10/10より)
※営業日はHPをご確認ください。
また実写映画公開を記念し、原作アニメーションの美術背景を使用した卓上カレンダーが発売決定!
アクリルスタンド部分にも、美術背景があしらわれた二度楽しめる仕様のカレンダーです。
上映劇場でも販売いたします。
<コミックス・ウェーブ・フィルム オフィシャルグッズ>
- 美術背景卓上カレンダー2025-26 1,760円
※税込み価格です。
劇場用実写映画『秒速5センチメートル』のバリアフリー上映が決定しました!
劇場用実写映画『秒速5センチメートル』 上映では、『HELLO! MOVIE』方式を採用した視覚障がい者用音声ガイド、聴覚障がい者用日本語字幕をご利用頂けます。
音声ガイド提供開始日:2025年10月17日(金)予定
日本語字幕提供開始日:2025年10月17日(金)予定
上記の提供開始日より前はご利用いただけませんので、ご注意ください。
音声ガイド付き上映は、『HELLO! MOVIE』アプリをインストールしたスマートフォン等の携帯端末をお持ちであればどなたでも、全ての上映劇場にてお楽しみいただけます。
日本語字幕上映は、専用メガネ機器に『HELLO! MOVIE』アプリをダウンロードし、専用マイクをつけてお持ちいただくことで、全ての上映劇場にてお楽しみいただけます。
また、一部劇場では、専用メガネ機器の貸し出しを行っております。貸し出し劇場の詳細はこちらよりご確認ください。
『HELLO! MOVIE』の詳しい説明、及び動作確認はこちらまでお問い合わせください。
なお、スクリーンに字幕を表示する日本語字幕付き上映は、別途、一部劇場にて期間限定で上映します。詳細はシアターリストでご確認ください。
第30回釜山国際映画祭オープンシネマ部門公式上映
拍手と歓声に包まれ、釜山が大絶賛!
この度、釜山国際映画祭のメイン会場「映画の殿堂」にて、【オープンシネマ部門】公式上映を実施。
上映後には、一緒に鑑賞した主演・松村北斗と奥山由之監督が、拍手と歓声に包まれ、固い握手と熱いハグで、互いをたたえ合いました!
9月22日(月)20:00より、釜山最大の座席数を持つメイン会場「映画の殿堂」の野外スクリーンにてオープンシネマ部門の公式上映されました! 当日、開場前にはすでに100人を超えるほどの長蛇の行列ができており、作品の期待の高さを伺うことができました。
公式上映前のGuest Visit(舞台挨拶)で、奥山監督は「チョヌン チョソク オ センティミト ガンドッ 奧山由之 イムニダ(『秒速5センチメートル』の監督をしました、奥山由之です。)」と韓国語で挨拶。そして「30回目の釜山国際映画祭という節目のタイミングで、『秒速5センチメートル』を皆さんと一緒に観覧できることを嬉しく思います。今日はよろしくお願いします。」と述べました。続く松村も、「チョヌン 松村北斗 イムニダ(僕は松村北斗です。)僕自身まだ映画の本編というものを一回しか見ていないので、今日皆さんと観るこの状況で二回目です。そしてこの大きなスクリーンでこんなにもたくさんの人と一緒に観るというのはきっと人生で唯一の日になると思います。今日は素晴らしい映画体験を一緒に迎えましょう。チンチャ カムサハムニダ(本当にありがとうございます)。」と挨拶しました。二人が現地の言葉で挨拶をしてくれたことに、会場からは大きな歓声と拍手で包まれました。
「釜山での滞在や今日の上映を控えて、今のお気持ちはいかがでしょうか?」と監督へ質問が投げかけられると、「ちょっとだけ個人的な話をさせていただくと、僕は十数年間、写真家やミュージックビデオやコマーシャルの監督をしてきました。ただ、映画がすごく好きで、いつか映画を撮りたいと思っていて、ようやくこの数年間で映画制作に携わることができました。『秒速5センチメートル』という作品で釜山国際映画祭に来ることができて、上映後にお客さんの拍手を聞いたり、GVで熱意のあるお客さんと会話をしたり、街中でたまたま憧れの監督に出会えたり、そういった素晴らしい経験をすることができました。そして何より、映画祭期間中、いくつかの映画を観たのですが、映画ファンのお客さんと一緒に、満席の会場で映画を観た時間が、本当に楽しかったです。一緒に感動したり、笑ったり、考えたり、そういう経験を通して、映画を初めて好きになった時の気持ちを思い出して、僕は心から映画が好きだということを実感できました。それと同時に、映画という世界に温かく迎え入れてもらったような気持ちになりました。自分の映画人生にとって節目となるような経験をさせてもらえた釜山国際映画祭に心から感謝しています。映画という文化が、これからも末長く続くことを、心から祈っています。最後に、松村北斗という素晴らしい俳優に出会えて、一緒に『秒速5センチメートル』を作ってきたスタッフやキャストに、そして、原作の新海誠さんに心から感謝したいと思います。今日は皆さんと共に映画を楽しみたいです。チョンマル カムサハムニダ(本当にありがとうございます。)」と映画に対する熱い想いを語りました。松村さんには「原作のアニメからも演じるのが難しい役だと思っていました。常に繊細で落ち着いた演技力で高く評価されている松村さんですが、この役を演じようと決心されたきっかけは何か」を問われると、「元々僕は『秒速5センチメートル』という原作アニメーションのファンだったというのがまず一つの理由で。そして、ご存知の方もいると思うんですけど、新海誠監督の『すずめの戸締まり』という作品で、僕が椅子の役をやったんですね。あ、改めまして、椅子です。」と名乗ると会場の笑いを誘いました。「そこで新海さんとの信頼関係があったというのも理由の一つ。でもこの二つだけではチャレンジするにはあまりにもハードルが高くて、難しい作品、そして役柄でした。しかし、奥山監督と会話をする機会があって、そこで奥山さんが既に始めている実写版『秒速5センチメートル』というプロジェクトや熱意などを聞いていくと、僕ひとりが不安に思っていたとしても、そんなことは関係ないぐらい、ものすごいセンスと熱量で準備されていて。この方がリーダーになって進んでいく作品に乗っからないほど人生で惜しいことはないなと、その場で強く思いました。もちろん、この役に挑戦したいという気持ちがほぼ決まってからお会いしたのですが、『今すぐ早く撮りましょう』と言いたくなるぐらいの説得力をいただいて、それが最終的にこの作品に飛び込むことを決めさせてくれた出来事でした。」と本作への参加の経緯について、熱く語りました。そして、「貴樹を演じるうえで大事にしていたこと」には、「今回特に難しかったのは、自分が原作の大ファンであり、遠野貴樹というキャラクターやこの物語の世界に憧れていたので、この強い憧れから生まれるドキドキのまま飛び込むと、この世界を楽しむ自分になってしまって、生きることの難しさに苦しむ主人公とはかけ離れてしまうということでした。憧れるということを一切やめて、離れたところで遠野貴樹という人物を見つめ直すことがすごく難しかったです。」と語り、「そして、もう一つ。今回、遠野貴樹という人物を、僕と青木柚くん、上田悠斗くんと、三人で一つの役を演じています。これがとても難しく思っていたのですが、僕よりも早くに撮影をしていた彼らのパートの映像を見たら、本当に素晴らしい俳優たちでした。彼らが役としての軸をぶらさずに持っていて、それを引き継いだことで、三人で一つの役を演じるということが難しいことではなくなり、とても頼もしくて、役として肉厚になるきっかけになりました。この二人がとにかく素晴らしかったということを、改めてこの会場の皆さんに伝えたいと思います。きっと上映が終わった後に、青木柚、上田悠斗、他の出演者についても、きっと名前を調べることになると思います。」と他キャストについて賞賛をすると会場からは拍手が起こりました。
最後に、「今日、皆さんと共に観られることを本当に嬉しく思います。また新たな作品を作って、皆さんとお会いしたいと思います。本当に、ありがとうございます。」(奥山監督)「この作品は人物もすごく大事ですが、本当にきれいな景色がたくさん出てくる映画です。この迫力のある大きなスクリーンと、そして空と風を感じながら最高の映画体験を一緒にしましょう。今日は、ありがとうございました。」(松村)と挨拶し、舞台挨拶後、松村と奥山監督も約3,800人のお客様と一緒に上映を鑑賞。スクリーンに映し出される『秒速5センチメートル』の世界は、大迫力そのもの。桜、雪、海などの日本ならではの四季折々の自然の景色はとても美しく、会場内からは、すすり泣く声も聞こえてきました。釜山の風を感じながら、たくさんのお客様と一緒に作品を観るという、貴重で心にしみわたる上映となりました。
上映終了後、エンドロールが始まると、会場は盛大な拍手に包まれました。そして、エンドロールが終わると、松村と奥山監督は固い握手を交わし、熱いハグ。何度もお客様にお辞儀をし、手を振り、感謝を表しました。


オープンシネマ部門の上映を終えて、松村は「今は放心状態です。本当にあれだけのお客さんと一緒に作品を観たことで、自分も一観客として初めてあの作品を観られたような感覚があって。一体感というか、みんなでぐーっとあの作品の世界に集中して入っていく感じをすごく肌身で感じました。本当に貴重な経験をさせてもらえました。本当に素晴らしい作品になったなというのを実感しています。」と興奮冷めやらぬ中、感想を述べました。奧山監督は、「スクリーンの大きさや、会場の熱気もあってか、こんなにのめり込んで観られるという状況はすごく幸せでした。特に釜山国際映画祭のオープンシネマで観るという、ある種の緊張感や高揚感も感じていて。本当は言葉にしなければいけないけれど、言葉にしきれない特別な時間でした。本編中で、ここっていうタイミングで突然自然の風を感じると、自分が今どこにいて、スクリーンとの境界線が分からなくなる瞬間みたいなものを感じて、かなり特別な体験でしたね。」と語りました。そして、「映画って、こういう自分が想像もしていなかったところに連れていってくれるんだなっていうことを、感慨深く思いましたし、この映画を制作するうえで関わった全ての人を代表して、自分がここにいさせてもらえるということのありがたさや、改めて一緒に作った人たちへの感謝を感じて、この感動を早くみんなに伝えたいなと思いました。」と語りました。
インターナショナルプレミア上映や、オープンシネマ部門の公式上映を観た韓国のお客様からは、 「日本に行ったら、日本映画を探してよく観たりするのですが、この映画のポスターがとても美しくて、観たくなって観に来ました。原作のアニメは見ていないのですが、それでもこの作品はとても面白いと感じました。」 「私は奥山監督のファンで、『アット・ザ・ベンチ』もとても良かったので、次の作品が『秒速5センチメートル』だと聞いて、ずっと観たいと思っていました。実際に観たら、映像がとても綺麗で、とてもよかったです。」 「もともと、小説が好きでアニメも何回も見ました。実写になるという話を聞いて、釜山国際映画祭で一番これが観たいと思って来ました。距離と時間について、愛を通して語っていくような内容で、とても感動しました。」 「『秒速5センチメートル』も好きで何十回も見ていて、この実写版も絶対に観たかったので、頑張ってチケットを取りました。実写版にもアニメの主題歌や音楽が使われていたのが良かったです。」 「原作アニメが好きで、最近、日本に行って、『秒速』のロケ地も見ましたが、それが実写として映っていて、それを観るのも楽しかったです。原作は3つのパートに分かれていますが、実写版は一つの物語になっていて、それが自然な流れで出来上がっていたので、とても良かったと思います。実際に映画を観て、主人公の『僕に5万個の単語はいらない、一つだけでいい』という話が自分にとっても感銘を受けました。初恋って痛くて未練があるものだけど、その一つの言葉、一つの時間、その一つのスピード、そういうのが重なって『秒速5センチメートル』というスピードになると思います。」とコメントしました。

松村北斗×奥山由之監督
第30回釜山国際映画祭野外グリーティングに登壇! 会場内を散策し、映画祭を堪能!
この度、本作で主演を務めた松村北斗と奥山由之監督が、第30回釜山国際映画祭に参加!
約5000席規模のメイン会場「映画の殿堂」にて、野外ステージグリーティングに登壇!
本日9月19日(金)、主演を務めた松村北斗と奥山由之監督が釜山最大の座席数(5,000席規模)を持つメイン会場「映画の殿堂」を訪れました。
会場内にはいたるところにフォトウォールやロゴをモチーフにしたモニュメントが点在しており、会場のにぎやかな様子に、ときおり「おー!」と声を漏らしながら会場内を散策。そして、韓国における日本映画の歴史をまとめたジャパンパビリオン、『秒速5センチメートル』のサイネージや、カフェなどを訪れ、映画祭の華やかな空気感を堪能しました。そしてなんと、写真家でもある奥山由之監督が自ら、松村北斗さんの写真を撮影! 映画祭を楽しみながら、野外グリーティングへ気持ちを高めました。

そして、9月19日(金)の12:30より、「映画の殿堂」でおこなわれる野外ステージグリーティングに登壇。奥山監督は「アニョハセヨ。奧山由之です。釜山の街でこの作品が上映されるということで光栄に思っています。今日はみなさんに会えてとても嬉しいです。」、松村は「アニョハセヨ。普段住んでいる日本を飛び出して、韓国に来られたことも嬉しいですし、『秒速5センチメートル』という作品を通してみなさまとつながれたこともすごく嬉しく思っています。カムサムニダ!」と挨拶。最初にモデレーター(MC)から、「奥山監督は、春にはmarie claire映画祭、夏には『アット・ザ・ベンチ』、そして秋には今回の新作を持って釜山国際映画祭に来てくださり、季節ごとに韓国を訪れられています。昨日、インターナショナルプレミアとして釜山国際映画祭で上映されましたが、いかがでしたでしょうか?」と質問されると、奥山監督は、「『秒速5センチメートル』は、日本の中でもいろんな地域で、春夏秋冬4つの季節をまたいで撮っているので、桜や雪、島の夕日などの自然の景色と、東京の街の景色が一つの映画の中で一緒になっている作品です。それをこの釜山という、自然と都市の共存している街で上映できることをすごく嬉しく思っています。」と回答。松村さんには「2023年に岩井俊二監督の『キリエのうた』で、この釜山国際映画祭の舞台に立たれたことがありますが、2年ぶりに釜山を来られた感想と、昨日、映画を上映された感想を教えてください。」と聞かれると、「2回目の釜山訪問ですが、まだ2回目だという気持ちもあります。皆さんの温かい眼差しの中で上映を終えて、幸せな気持ちでした。当時来た時より、よりお客様の質問や反応から伝わってくるものを柔らかく柔軟に得ることができて、今回の釜山国際映画祭を幸せに楽しめています。」と韓国の訪問を楽しんでいることを明かしました。また、「この映画は1990年代初頭から2009年までの、SNSやスマートフォンなどが無かった時代を扱っています。当時は気持ちを伝えるために手紙を書いたりしていますが、役作りをするうえで慣れないということはありましたか?」と聞かれると、「僕が1995年生まれで田舎の方に住んでいたので、都会から想像されるような最先端のすごくストイックな生活とはかけ離れていました。なので、この『秒速5センチメートル』の中で描かれている90年代はすごく肌なじみのいいもので。台本を読み進めるにつれて思い出すことや、当時記憶すらしてなくて今さら気づくこともあって。今の時代と作品の中の時代との間のギャップに対して、意外と抵抗や難しさは無く、すんなり入っていける作品でした。」と語りました。また、監督に対して、「この作品は新海誠監督のアニメーションを原作としています。監督は2007年の公開当時10代だったそうですが、当時からこの作品が好きだったのでしょうか? その頃からこの作品を自分で新しく作ってみたいと思ったのでしょうか?」と問われると、「高校生の時にDVDで原作のアニメを見ました。そのときに、この作品は、遠野貴樹という主人公の内面を深く、もぐりこむように、心のちょっとした機微を描くことで、その先には普遍的な、誰しもが感じてきたような繊細な感情の変遷があることが伝わるような物語になっていて。個人的でありながら普遍的なものが混在するこの作品をすごく新鮮に受け止めることができました。今30代になって改めてアニメーションの『秒速5センチメートル』を見返すと、貴樹の、30歳前後の大人になることの迷いのようなものを僕も実感しているので、今回は自分自身の気持ちも投影しながら作りました。」と制作に対する想いを語りました。
最後に、松村さんは本作の見どころについて、「多くのキャラクターが3つの時代にわたって過ごしていく話なので、それぞれに人生があり、色々なキャラクターのことを、切なく、愛おしく思えると思います。あれは自分かもしれない、これは親友のことかもしれないとか、そういう想いになりながら見ていただくこともできるだろうし、時にはこのキャラクターのような人生を歩んでみたかった、このキャラクターが見上げている空と同じぐらい美しい空を見てみたかったなど、キャラクターの誰かに憧れたりするかもしれません。皆さんの人生が、もっと胸がドキドキしたり、ときめいたりする人生に変わる体験をプレゼントできる映画だと思っています。」と述べました。



実写版「秒速」が世界へ―
松村北斗×奥山由之監督が第30回釜山国際映画祭インターナショナルプレミア舞台挨拶に登壇!!
この度、本作で主演を務めた松村北斗と奥山由之監督が、第30回釜山国際映画祭に参加!
本作、初の海外上映となる、インターナショナルプレミア上映のGuest Visit(舞台挨拶)に登壇しました!
1996年に創設され、アジアを代表する映画の祭典として常に注目を集めている釜山国際映画祭。中でも、本映画祭の目玉であり、人気・芸術性に富んだ新作や国際的に評価された作品が選出されるオープンシネマ部門に、本作が正式出品することが決定! 9月22日(月)には、釜山最大の座席数(5,000席規模)を持つメイン会場「映画の殿堂」の野外スクリーンにて公式上映されます。
公式上映を前に、9月18日(木)、本作で主演を務めた松村北斗と奥山由之監督が釜山の地へ到着! 韓国を代表する海雲台(ヘウンデ)ビーチを前に、釜山国際映画祭への意気込みを語りました。
同映画祭のA Window on Asian Cinema部門に選出された『キリエのうた』(2023年)以来2度目の参加となる松村。「前回初めて釜山に来た時の感動も大きかったですが、今回は再び来ることができたという喜びや、奥山さんと一緒に来られたということが、こんな経験もあるんだと感動しています。」と期待に溢れる想いを述べ、今回初めて釜山国際映画祭に参加する奥山監督は「この作品が、釜山でどのように受け止められるのか本当に楽しみですし、何より日本の春夏秋冬がたくさん映っている作品だと思うので、釜山の海風を感じながら観ることができるというのがとても光栄です。」と、前向きな想いを語りました。
松村は、韓国で楽しみなことを問われると、「イイダコを甘辛くしたチュクミと、韓国特有の甘辛く焼いたウナギも食べたいです」、奥山監督は「先ほどアワビ粥をいただきました。せっかくの映画祭なので、色々な作品を観たいと思っています。」と語りました。
海外で初めての上映となるインターナショナルプレミア上映に向けて、松村は「初めて海外の皆さんに見ていただくということで緊張もしていますが、ちょうど昨日、日本での舞台挨拶を終えて、日本のみなさんからいいお言葉をたくさんいただいて、勇気をもって胸を張って韓国での上映を迎えられそうです。ありがとうございます。」と日本のファンへ感謝を述べ、「海外の方がどういう感覚、どういう視点で見るのか、正直未知な部分があるので、驚きや発見もある上映になると思います。今回の映画には「種子島編」として海が重要なパートもあるので、海が特徴的な釜山で上映をするということは、とてもリアルな温度感が伝わり、受け入れてもらえるのではないかと期待しています。」と期待に胸を膨らませました。また、奥山監督は「原作のアニメーションも韓国でたくさんのファンがいらっしゃるので、どのようにこの実写版を受け止めていただけるかというのを楽しみに思っておりますし、字幕はありつつも、言葉をこえた表情や映像ならではの表現もたくさんある作品なので、国境を越えて作品を届けられることを嬉しく思います。」と語りました。


そして、9月18日(木)の19:30から、ソヒャンシアター新韓カードホールにて、インターナショナルプレミア上映がおこなわれました。本作にとって、海外での上映は釜山国際映画祭が初めて。チケットは発売開始後、数分もたたぬうちに早々に完売!原作アニメ人気の高い韓国でも、本作の注目度の高さを伺うことができました。
上映後、松村北斗と奥山由之監督が、約700名のお客様の前で、Guest Visit(舞台挨拶)に登壇しました。上映後、松村と監督が拍手に包まれて登壇すると、監督が「アニョハセヨ。」と、韓国語を使って挨拶。続いて、松村も「アニョハセヨ。松村北斗です。」と挨拶すると、会場からはキャーという黄色い歓声が。その後、奥山監督へモデレーター(MC)から「なぜ新海誠監督のアニメーションを映画化したのか」という質問がされると、「2年くらい前にプロデューサーの玉井さんからお話をいただいたのが始まりです。僕は、高校時代に原作のアニメを見ていたのですが、30代になってから改めて見直してみると、3つのパートからなるアニメーションのうち、最後の大人になった主人公の貴樹が抱いている、30代特有の、未来への不安や過去への未練など、そういったものが合わさった焦燥感、不安、焦りが、今の僕にもすごく重なり合いました。今の自分だからこそ、この原作を実写映画にできるのではないかと思って、オファーを受けました。」と制作の経緯を回答。松村さんへは、「どのようにこのプロジェクトに参加することになったのか。また実写映画で遠野貴樹役を演じるにあたって、どのように役作りをしていったのか」という質問に対して、「オファーをいただいた時点で、すごく怖いチャレンジだなと思いました。日本だけでなく、韓国の皆様もそうですし、世界各国にファンがいる原作で、ある意味、映画として一度答えが出ていて完成されている作品に、もう一度チャレンジするというのはすごく怖かったです。ですが、僕自身、もとから大ファンの原作だったので、お話をいただいてしまった以上、やりたいという気持ちを止められないというのが、この作品に挑むきっかけでした。」とオファーを受けた際の気持ちと原作への想いを告白。そして、「役作りで大切だと思ったのは、今言ったように、自分が好きな作品で、自分が好きなものを投影していたタカキというキャラクターだったからこそ、自分がこういうキャラクターでいたいという欲や憧れみたいなものを一度捨てて、きちんとこの人の人生と向き合うのに時間がかかりました。そこがかなり重要かつ難しい作業でしたね。」と原作ファンならではの苦労を語りました。続いて、「松村北斗さんが三宅唱監督の『夜明けのすべて』に出演された際、夜空を見上げて星を数えるというシーンがありましたが、今回の『秒速5センチメートル』の中でも、星を見ながら色々な思いを巡らせるという部分が共通していて面白かった」という感想に、松村は、「どちらの作品にも星やプラネタリウムというものが共通していて、偶然にも北斗という僕の名前は星が由来なので、すごく縁深いものだなと感じています。人間の細胞をどんどんズームアップしていくと宇宙の様子と似た画像になるそうで、そのように人間は自分のことでも、小さい一つのことが宇宙のようにわからなかったりします。宇宙や星というのは、ある意味、人間の大きなテーマなんじゃないかなと思っています。」と自身の名前と作品の縁の深さについて語りました。そして、監督へ、「この映画は1990年代初頭から2009年までの時間を扱っていますが、だからこそアナログ的な感性を非常に繊細に表現する撮影が中心となっているように見えました。特に、豊かな自然の質感を出すフィルムの映像が印象的でした。この映画はフィルムで撮ったのですか?」という質問が投げかけられると、「20年近い前の作品を改めて実写化する際に、どこか懐かしいけど新しいみたいな感覚の作品にしたいという思いがありました。そこで撮影はデジタルですが、それを後から、16mmのフィルムに焼き付けるフィルムレコーディングという特殊な手法を使って、フィルムにするという工程を踏んでいます。明るさが暗いシーンだと、デジタルはフィルムよりも、フォーカスを合わせやすかったり、再現度が高い状態で撮ることができます。それを今度フィルムに焼き付けると、フィルムを使って撮影したのとは異なる、再現度は高いのに質感はフィルムになるという、相反するものが混在するなかなか見たことのない映像感になっているのではないかとは思います。」と返答し、写真家であり映像監督ならではの技術的なこだわりについて語りました。
その後、来場者からの質問に答えるQ&A方式で、『秒速5センチメートル』の制作についてより深堀った話が展開。「監督はMVも多く手掛けられていますが、映画を観ながらそんな感覚を覚えました。画面のワイドが狭いのかと思いましたが、そういう要素も取り入れられましたか?」という質問に対しては、「この作品は遠野貴樹の内面的な心の機微や揺らぎなどを掘り下げていった先に、誰しもが普遍的に感じるものに到達する物語だと思っています。貴樹という人物にしっかりフォーカスすることを意識したときに、あまりワイドではなく、少し横の幅を狭く撮ることで、真ん中に映る人物の内面にすごく集中できるのではないかみたいなことは思っていました。あと、ミュージックビデオの経験が活かされたことでいうと、先日、韓国の監督と話していて知ったのですが、日本の映画の撮影日数は、韓国の映画の撮影日数に比べてもすごく短いんです。現場での判断にもスピード感が求められるのですが、ミュージックビデオは半日から1日で映像を撮らなくてはいけないので、制作チームのチームワークが強くないと成立しない。今回のスタッフの方たちは、僕が今までミュージックビデオを一緒に作ってきた信頼関係を築き上げてきたチームで、柔軟に映画を作ることができました。クオリティの高い作品を限られた日数で撮ることができたのは、ミュージックビデオの経験が活かされたかなと思います。」と語りました。そして、「『秒速5センチメートル』というタイトルについて、それぞれの速度がとても出ていて、会うために待つ時間や、月のスピード、宇宙船など、それぞれの速度の中で出会いと別れがあったり、偶然があったり、そういうことが感じられる作品だった」という感想に対して、奥山監督は、「『秒速5センチメートル』の魅力的な要素の1つとして、距離や時間は、いつ誰が、どこでどのように感じるかで、伸び縮みするということを描いている物語でもあると思います。貴樹にとって、例えば岩舟に向かう電車の中で、雪で電車が動かなくなってしまった時間は、たった数時間でも彼にとっては永遠のように長く感じたと思うんです。同じように距離にしても、例えば貴樹と明里は引っ越しによって物理的な距離が離れてしまったけど、文通というやりとりで心理的な心の距離っていうのは近くなったかもしれない。逆に貴樹と花苗という種子島で同じ学校に通う二人は物理的な距離は近いけれど、心理的な距離はなかなか縮まらない。そういう距離と時間というものの伸縮性を原作の新海さんが巧みに描いた物語だと思うので、そこに注目して見ていただけるととても嬉しいです。」とお客様に注目してほしいポイントを伝えました。最後に、松村に対して、「貴樹を演じながら、自分と似ていると感じた点はありましたか?」という質問が。松村は、「具体的な境遇は違うけれど、人にはそれぞれが生きるスピードがあって、自分がゆっくりなのか、どこかズレが生じていて埋まらないと感じることがあり、それが自分にとってネガティブなものであるということが、貴樹と根底にあるベースのムードは近かったかなと思います。」と貴樹との共通点について語りました。

映画『秒速5センチメートル』舞台挨拶付き特別試写会 in 大阪 開催決定!
映画『秒速5センチメートル』舞台挨拶付き特別試写会 in 大阪を下記日程にて開催します。
皆様のご応募をお待ちしております。
- 日時
-
9月27日(土)
14:20 開場/14:50 開演 - 場所
-
大阪市内某所
※ご当選の方にのみお知らせいたします。 - 登壇者
-
奥山由之監督+スペシャルゲスト(以上予定)
※登壇者の予定は変更になることもございますので、予めご了承ください。 - 申込受付期間
- 9月16日(火)18:00 ~ 9月19日(金)12:00
- 抽選結果発表
- 9月22日(月)に当選メール配信
原作アニメの印象的なシーンが盛りだくさん―
四季折々の情感あふれる場面写真が一挙解禁!
この度、場面写真11点が一挙解禁となりました!
淡く、切なくも、心温まる本作の世界観がおさめられた場面写真となっております。
@Loppi・HMV&BOOK online限定グッズ付ムビチケコンビニ券、ご予約受付中!!
映画公開を記念して、
@Loppi・HMV&BOOK online限定グッズ付ムビチケコンビニ券のご予約を受付中です!
アイテムはビジュアルを使用したハンドル付きステンレスタンブラーです。

ローソン店頭に設置されているLoppiの「チケット検索」にてLコード「93510」を入力すると購入できます。
詳しくは下記URLをチェックしてください。
https://l-tike.com/cinema/mevent/?mid=761901
ご予約は10/9(木)まで!
奥山由之監督版『秒速5センチメートル』が世界へ―
第30回釜山国際映画祭【オープンシネマ部門】に正式出品決定!
この度、9月17日(水)~9月26日(金)に韓国・釜山で開催予定の第30回釜山国際映画祭にて、『秒速5センチメートル』が【オープンシネマ部門】に正式出品することが決定しました!
映画祭の正式出品が決定したことを受け、主演・松村北斗と奥山由之監督より、喜びのコメントが届きました!
COMMENT
- 松村北斗/主演
-
釜山国際映画祭の「オープンシネマ部門」という大変名誉ある部門への出品を、心から嬉しく思います。
この作品は奥山監督を筆頭に、チーム全員が心血を注いで完成させた、並々ならぬ情熱の結晶です。
18年前に新海誠監督が世に送り出した名作アニメーション。今、まさに当時の新海監督と同じ年代、同じ葛藤を抱えた世代のチームで挑みました。
この映画がどれほどの速さで、どこまでいくのか。
もう散ってしまった、しかし忘れられない美しいあの日の桜のように、観る人の心にそっと降り積もる作品となることを祈っています。 - 奥山由之/監督
-
釜山国際映画祭オープンシネマ部門への正式出品、大変光栄に思います。
主人公である貴樹の半生を主軸に、幼少期の純真さ、青春の高潔さ、大人になることの惑いを描いた本作が、アジアを代表する映画の祭典でどのような鑑賞体験を生み出すことになるのか、緊張と高揚が入り混じる心持ちです。
釜山の風を感じられる野外スクリーンで、日本の四季折々が収められた『秒速5センチメートル』を鑑賞できることがとても楽しみです。
- 【オープンシネマ部門について】
- 人気、芸術性に富んだ新作や国際的に評価された作品が選出され、メイン会場である「映画の殿堂」の野外スクリーンにて釜山最大の座席数(5000席規模)で上映される釜山国際映画祭を代表する部門。
さらに、原作人気が高いアジア全域での海外配給も決定!
新海誠監督の原作アニメーション『秒速5センチメートル』は、アジアパシフィック映画祭「最優秀アニメ賞」、イタリアフューチャーフィルム映画祭で「ランチア・プラチナグランプリ」を受賞するなど、世界でも大人気。特にアジア圏では、新海誠監督自らが書き下ろした「小説 秒速5センチメートル」も中国語・韓国語・ベトナム語・タイ語・インドネシア語などに翻訳・出版され、多くの方に愛されています。
新海誠監督のアニメーション作品としては初の実写映画となる本作も、世界からの注目と期待が高まっており、今後さらに多くの国・地域での配給が決まっていく予定です。
主題歌は米津玄師「1991」に決定!そして、主題歌を使用した最新予告映像が解禁!
主題歌は、米津玄師が本作のために書き下ろした「1991」(読み:ナインティーンナインティワン)に決定!
本作で重要なパートを占める、主人公・遠野貴樹の心に深く刻まれている、ヒロイン・篠原明里と出会った 1991年の日々。小学生のころに出会い、心を通わせていく幼いふたりが過ごしたまばゆい日常、大人になってからも色あせない「あの頃」が、主題歌のタイトルに刻まれています。
そして、今回のアーティスト写真の撮影は、本作の監督で、これまで米津玄師の楽曲「感電」「KICK BACK」のミュージックビデオを監督した奥山由之が担当!深い信頼関係を築き互いの才能を高く評価し合う二人が紡ぐ、映画本編と主題歌にぜひご注目ください!

COMMENT
- 米津玄師/主題歌
- 映画を試写で初めて見させてもらった時、冒頭から終わりまで全てのカットに奥山さんの熱意と執念が滲むその出来栄えに「すごいものを見た」という興奮をおぼえました。子供のころ原作と出会い、数年まえ MV 監督としての奥山さんと出会い、やがて映画監督にもなった彼がこのような素晴らしい映画を撮り、そこにわたしの居場所があったのが嬉しくてなりません。映画の為に書き下ろした曲であるのはもちろんですが、先述の経緯による影響もあってか同時にわたしの半生を振り返るような曲にもなってしまい、映画のキーワードでもあるところの1991というタイトルにさせてもらいました。どうかよろしくお願いします。
- 奥山由之/監督
- 互いに「1991」年に生まれ、同じ時代にものづくりを始めて、だからこそ(きっと)似た悩みをくぐり抜けながら、時に一緒に創作をしてきた米津さんと、ついに『秒速5センチメートル』を共に描けたことが嬉しくてなりません。
主人公である貴樹の半生に、映像や音楽を通して僕ら自身を重ねて描くことの意味が「1991」という曲の筆跡に詰まっているように感じて、初めて聴いたとき、その歌詞と音色に心が震えました。一歩一歩の歩みを大切に踏みしめるような旋律を、ぜひスクリーンで体感していただけましたら幸いです。
さらに、主題歌「1991」を使用した最新予告映像が到着!
10月10日(金)の映画公開を楽しみにおまちください!
ポスタービジュアル&豪華新キャスト9名解禁!
そして、主演:松村北斗×監督:奥山由之×原作:新海誠のスペシャル鼎談が YouTube にて配信決定!
この度、本ポスターが解禁となりました!

ビルや街の灯りがともる月夜に、どこか遠くを見つめる遠野貴樹(松村北斗)と、篠原明里(高畑充希)。 その間には、二人の思い出の原点ともいえる、雪の中に立つ桜の木の下で、約束を交わした日の忘れられない 記憶が。
また、豪華新キャスト9名が一挙解禁!

松村北斗演じる貴樹と同じソフトウェア開発会社に勤める上司・窪田邦彦役に岡部
たかし、同僚の金子あさみ役に中田
青渚
、戸田宗次郎役に田村
健太郎
、酒井直役に戸塚
純貴
、大野泰士役に蓮見
翔
(ダウ 90000)。
そして、新宿・紀伊國屋書店の店長・柴田治役に又吉
直樹
、店員・田村四季子役に堀内
敬子
、アルバイト店員・大橋純透役を佐藤
緋美
が演じます。また、種子島の高校生で森七菜演じる花苗の親友、砂坂翔子役を白本
彩奈
が演じます。
さらに、主演:松村北斗、監督:奥山由之、原作:新海誠によるスペシャルな鼎談が YouTube にて配信決定! ティザー映像が公開されました!
3人が持つ本作への真剣で切実な想いが垣間見える“秒速ファン”必見の貴重な鼎談コンテンツとなっています。
鼎談動画は9月26日(金)、10月3日(金)、10月10日(金)の3週にわたって、各日18:00よりYouTube(東宝MOVIEチャンネル)にて公開予定。
ヒロイン・篠原明里を演じるのは高畑充希に決定!
さらに、原作・新海誠の≪絶賛コメント≫も到着!
この度、ヒロイン・篠原明里を演じるのは高畑 充希 に決定!

主人公・遠野貴樹が、小学生のころに出会い、ともに過ごすうちに心を通わせていく本作のヒロイン・篠原明里。
「来年も、一緒に桜見れるといいね」と、この先もずっと一緒に過ごしていけると信じていた幼い二人は、親の転勤を機に離れ離れになってしまう。中学生での再会時に交わした約束を最後に、それぞれの道を歩み続け、やがて大人へと成長した明里は、新宿で書店員として働く静かな日常を過ごしていた。
そして、高畑演じる明里の姿を映したティザービジュアル第4弾も解禁!

さらに、完成した映画を鑑賞した、原作・新海 誠 からの絶賛コメントも到着!
本作に寄せた感想
- 原作・新海 誠
-
映画を観始めて、最初はなんだか居心地が悪かったのです。
不完全で未熟なバトンを若い作り手たちに渡してしまったような気持ちでした。
しかし途中から映像に呑まれ始め、最後には自分でも驚いたことに、泣きながら観ていました。
原作由来の要素に自分で泣いているのか、奥山組に泣かされているのか、あるいは失われた2000年代に泣いているのか自分でもよく分からないまま、でもとにかく、強く感動させられました。
あらためて、『秒速5センチメートル』は奇妙な物語です。たいしたドラマツルギーもなく、胸のすく活劇もなく、ヒーローも悪役もいない。
皆が理由もなく傷つき、傷つけられ、いつもなにかが満たされずにいる。
でも20年前は、その「なにもなさ」が私たち自身の姿であり生活であり、それを掬いあげるようなアニメーション映画を作ろうと思っていたのです。
アニメーション版がその目標に届いていたかは心許ないのですが、今回の実写映画では当時のその不器用な種が、青さも含んだままに見事な結実となっていました。
『秒速5センチメートル』を作っておいて良かったと、(ほとんど初めて)心から思えました。
奥山組の皆さん、本当にありがとうございました。
COMMENT
- 高畑 充希 /篠原 明里 役
-
正直、お話をいただいた時は、本当に?!私ですか???と、不安だらけでした。
なぜなら、新海さんのアニメの中に居る明里さんは、動く度花びらが舞うような、「素敵な女性、という概念」みたいな存在だったので。私にとって。
ですが、いただいた台本を開くと、そこには「概念」じゃなくて「人間」が居て、私が見させてもらっていた明里さんは、貴樹の目を通した明里さんだったのかなぁ、と。少しだけ明里さんを身近に感じることが出来ました。
今回あの新海さんの世界観を実写に落とし込んだスタッフさん達が、本当に凄くって!
何より、10年以上前から写真で一緒にお仕事してきた同級生の奥山監督の、1本目の商業長編作品に参加出来て、幸せな気持ちです。
山崎まさよしの名曲「One more time, One more chance」が劇中歌に決定!
さらに、豪華追加キャスト:森七菜・青木柚・木竜麻生・宮﨑あおい・吉岡秀隆が発表!
この度、原作アニメの世界を彩った、山崎まさよしの名曲「One more time, One more chance 〜劇場用実写 映画『秒速 5 センチメートル』Remaster〜」が劇中歌に決定!
切なくも美しいメロディーが四季折々の映像美と重なる待望の予告が完成しました。
原作でも、その切なくも美しいメロディーが情感あふれる風景とマッチし、多くの人の心を感動に包んだ、山崎まさよしの名曲「One more time, One more chance」が本作のためにアップミックスされ、再び、皆様の心を揺さぶります。
明里と過ごした笑顔あふれる輝かしい小学生時代、自然豊かな種子島でどこか心ここにあらず過ごした高校生時代、漠然とした不安と焦燥感を抱えた社会人時代が、四季折々の美しい映像を織り交ぜながら映し出されます。
そして、豪華な新キャストが解禁!
主人公・遠野貴樹に想いを寄せる高校の同級生・澄田花苗役を森
七菜
が、松村北斗演じる主人公・遠野貴樹の高校生時代を青木
柚
が、貴樹と同じ会社で働く同僚・水野理紗役を木竜
麻生
が演じます。
また、森七菜演じる澄田花苗の姉で、貴樹が通う高校の教員を務める輿水美鳥役を宮
﨑
あおいが、科学館の館長・小川龍一役を吉岡
秀隆
が演じます。

さらに、自然に恵まれた種子島で過ごす、高校生時代の貴樹と花苗のシーンを切り取ったティザービジュアル第3弾も解禁!


これは、大切な人との巡り合わせを描いた、淡く、静かな、約束の物語。
この秋最大の注目作が、10月10日(金)に誕生します。
COMMENT
- 森 七菜 /澄田 花苗 役
-
長かった髪を切って肌を焼き、種子島に降り立ってからの1ヶ月間。
花苗に再び命を吹き込むという誇りある責任を感じながら、この作品の中で花苗としてどう生きていくかを毎日考え続けました。
種子島の自然が私たちを歓迎してくれる姿はあまりにも美しく、原作への感謝すら感じられるほどでした。
奥山監督をはじめとするスタッフのみなさんと毎カット敬意を持ち緊張感がありながらも、
表現することの楽しさを胸に丁寧に撮り重ねていったものがどんな風に皆様の元へ届くのか楽しみです。 - 青木 柚 /遠野 貴樹 役(高校生)
-
あの、秒速5センチメートル。
漠然とした気持ちを重ねながら何度も観た、新海誠さんの物語。出演が決まってからも光栄な気持ちでいっぱいで、中々実感が湧かなかったのを覚えています。
奥山監督の真摯な想いが伝播したチームの空気感と、壮大で果てしない種子島の景色。どこを切り取っても特別で、忘れられない夏でした。
種子島で“遠野くん”と呼ばれる全ての瞬間が、松村さんと上田さんの東京での日々に結びつくことを願いながら撮影しました。自分もスクリーンで観るのが楽しみです。 - 木竜 麻生 /水野 理紗 役
-
『秒速5センチメートル』というたくさんの人の心に残り愛されている作品を、奥山監督をはじめとする素晴らしいチームの皆さんが向き合っていく、そこに自分が参加できたこと、こんなことがあるのかと今でも不思議に感じつつ、とても嬉しく思っています。
ご一緒したいと願っていたキャスト・スタッフの皆さんと、微細な心のかけらを、こぼれ落ちてしまわないように丁寧に誠実に拾い上げていく時間は、せつなくもやさしい時間でした。
この映画を映画館で観られることを今から楽しみにしています。 - 宮 﨑 あおい/輿水 美鳥 役
-
奥山監督と初めてお会いした時に、原作へのリスペクトを持ち、まっすぐお話をしてくださる姿に、現場に入る日がとても楽しみになりました。
日々楽しそうに、柔軟に作品と向き合う監督を中心に回る現場はとても穏やかで居心地が良かったです。
種子島の豊かな自然に助けられながら、あの時あの場所でしか切り取れない瞬間も沢山詰まった作品になっていると思います。
原作ファンの皆様にもぜひ楽しみにしていただけたら嬉しいです。 - 吉岡 秀隆 /小川 龍一 役
-
最初に実写化すると聞いた時は、僕も含めてたくさんの方が大事にしている、新海ワールドの原石ともいえるような作品にあえて挑むんだという戸惑いと驚きがありました。
でも、読ませていただいた台本が素敵な話で、こんな風に実写にしようとしているんだと納得しました。
松村さんは、とてもきれいな眼をしていながら、どこかさみしげな、彼特有の独特な孤独感があって、初めて会った時から、まさにそこに遠野貴樹君がいるという印象でした。
奥山監督とは、初めてご一緒しましたが、とても丁寧で、たくさん悩みながら作品と向き合っていらっしゃって、現場にもその丁寧さが表れているなと感じています。
奥山監督の手がける『秒速5センチメートル』に、自分が少しでも役に立てていたらいいなと思っています。 - 山崎 まさよし/劇中歌
-
2007年に公開された劇場アニメーション『秒速5センチメートル』で、この「One more time, One more chance」を起用いただいた際に、
新海誠監督がこの歌に新たに命を吹き込んでくださった気がしています。
今回の実写化に際してもまた劇中歌として使用いただけるということで僕としても光栄に思います。
こうして皆さまにかわいがっていただいて幸せな歌ですね。
奥山監督の手がける新たな『秒速5センチメートル』も楽しみにしています。
山崎まさよし
本編映像、ついに解禁!!
さらに、物語の原点・貴樹と明里の≪幼少期≫を演じる、上田悠斗&白山乃愛の出演が決定!
この度、ついに本編映像初解禁!30秒の特報映像が完成しました。
「いつもどこかに、あの頃の気配を探している─」都心の夕焼け、夏の陽射し、波打ち際。原作アニメーションの劇中曲「想い出は遠くの日々」(作曲・天門)のメロディーに乗せて映し出されるのは、いつの時代も隣にいたひとたちの記憶と、今も心に深く残る幼少期の出会いと別れ。『秒速5センチメートル』の世界観を構築する大切な楽曲を、今作で劇伴を担当する注目の音楽家・江﨑文武が本特報のためにアレンジし、演奏しました。
桜、雪、海など、原作における印象的なモチーフや世界観を大切に扱うべく、本作は2024年から2025年にかけ四季をまたぎ、それぞれの季節を映像でとらえるとともに東京だけでなく種子島など原作に登場する場所で実際にロケ撮影を敢行しました。今後解禁される映像にもぜひご期待ください!
さらに、物語の重要な幼少期を演じる、新キャストが解禁!
松村北斗演じる主人公・遠野貴樹の幼少期を上田 悠斗 が、遠野貴樹が小学生の頃に出会った転校生・篠原明里の幼少期を白山 乃愛 が演じます。
上田、白山の2人は、約500名の応募者の中からオーディションにて選ばれた、期待の逸材。俳優の自然体な演技を引き出すことを大切にしている奥山由之監督は、キャストとスタッフが信頼関係を築きリラックスして撮影に臨めるように、上田と白山の演出にあたり撮影の2か月前から5回以上にわたりワークショップやリハーサルを行いました。
そして、貴樹と明里が出会った小学生の頃のシーンを切り取ったティザービジュアル第2弾も解禁!


忘れられない恋。あの頃の“日常”を、いまも僕は想い出す―
この秋最大の注目作が、10月10日(金)に誕生します。
COMMENT
- 上田 悠斗 /遠野 貴樹 役(幼少期)
-
この作品に出演が決まったと聞いた時は、信じられなくてびっくりして、ほんとに僕でいいのかなと思いました。
でも、奥山監督が何度もワークショップをして、自然な演技ができるように、みんなで遊びながら優しくいろいろ教えてくださいました。
ちょっと内気な性格だけど、物知りな貴樹だったので、演じることで教えてもらうこともあって、演じることが面白かったです。
僕が初めて俳優のお仕事をさせていただいた作品です。
素敵な映画になっていると思いますので、ぜひ、ワクワクしながら観に来てください。 - 白山 乃愛 /篠原 明里 役(幼少期)
-
小さい頃から見てきた新海誠監督作品初の実写化ということで、オーディションに受かった時はとても嬉しかったです。
撮影が始まる前に奥山監督の作品も見させていただき、今回ご一緒できるんだと、撮影が楽しみになりました。
実際にお会いした奥山監督はとても気さくな方で、緊張することなく、監督に身を委ねてお芝居ができました。
原作アニメ『秒速5センチメートル』は、とても綺麗な作品です。
明るくて素直な、幼少期の篠原明里ちゃんそのままを演じられたと思うので、ぜひ、たくさんの方々に見ていただきたいです。
PROFILE
- 音楽/江 﨑 文武
-
音楽家。テレビ朝日ドラマプレミアム『黄金の刻~服部金太郎物語~』、映画『ホムンクルス』(2021)、『#真相をお話しします』(2025)など劇伴音楽のほか、舞台芸術やインスタレーションの音楽も手掛ける。
WONK でキーボードを務め、King Gnu、Vaundy、米津玄師等、数多くのアーティスト作品にレコーディング、プロデュースで参加。文學界「音のとびらを開けて」・西日本新聞「音聞」で連載、NHK FM にて「江﨑文武のBorderless Music Dig!」を放送中。
本作のティザービジュアルが解禁!そして、公開日は10月10日(金)に決定!
この度、松村北斗演じる遠野貴樹のティザービジュアルが初解禁となりました。

雪が降り積もる夜、
この場所に立つ貴樹は何を想い、何を見つめるのか。
そして、公開日は10月10日(金)に決定!
「どれほどの速さで生きれば、きみにまた会えるのか。」
この秋、すべての人の心に突き刺さる、美しく切ない恋の物語が誕生します。
映画の公開を楽しみにお待ちください。
ご鑑賞後のお気持ちや、あなたにとっての忘れられない名シーンなどを投稿
ご鑑賞後のお気持ちや、あなたにとっての忘れられない名シーンなどを投稿